産業界で知識や教養を効果的に駆使していくためには、その世界の状況を肌身に感じて得られる方向意識が重要であるため、できるだけ学生指導においては学外と交流する機会を設けています。
たとえば年に数回参加する展示会では、各企業を代表するトップクラスの管理職・研究者と直に話せる貴重な機会であるので、できるだけ所属研究室の学生も立ち会わせています。またテクノロジー展開を地球規模で考えなければいけない現状へ対応する能力を養成するため、できる限りの機会を活用して学生に海外で研究を発表する機会も設けています。
これらの取組により、特定の課題のみへ固執することなく、社会で必要とされる様々な諸課題へ柔軟に適応することへの価値発見と、それらへの取組み過程で涵養される発想・行動の柔軟性を身に着けられる教育へ取り組んでいます。